合同会社 SOULS

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お知らせ

合同会社SOULSはこのたび、
・孤独な子育て
・お一人住まいの高齢者の孤独
・子育て中の母の雇用先が少ない
・地域多世代交流の場の減少
・耕作放棄地問題
等の解決にむけて
〝地域資源を活かした繋がりの場を創出する事業〟に『休眠預金等を活用した新型コロナウイルス対応緊急支援助成金』を
活用させていただくことになりました。
新型コロナウイルス感染症が蔓延してから、私達が移り住んだ天理市の山間部では長きにわたって残っていた伝統行事が
軒並み中止され、子どもから高齢者までの多世代が交流する機会がほぼ無くなりました。
また、これまでに行っていた産前産後のケアサポートもコロナの影響を受け、サポートを必要とするお母さんたちを取り巻く
環境も孤立化が進み、通常でも妊娠に伴う心身の変化は不安や悩みがある上に、訪問し先輩ママに悩み相談など話をする相手がいるというだけでも、重要な心のケアになることを実感していました。
このコロナ禍で、立ち会い出産ができない・面会ができない等不安を抱えながら出産し、家に帰ってからも安心して外出や人と
対面が叶わず、子育ての不安を相談することもできない中、より一層孤独に子育てをする環境が出来上がってしまいました。
地域交流ができる行事の減少と孤独な子育てやお一人住まいの高齢者がいる地域で、安心して交流できる場所があれば、
お互いにとっての居場所となり、こういった課題解決に繋がると考えました。
また、これまでも宅配する食事には、高原地域の耕作放棄地で育てた野菜を使用していたこともあり、この耕作放棄地での
野菜作りを、孤立したママの自立や社会との接点を取り戻す雇用の場とし、すでにある高齢者サロンとの連携により農作物
栽培に関わりながら、多世代交流の場にしていきます。
持続可能な自立支援を含めた循環型コミュニティーを構築していくために移動式コミュニティーカー(団欒・交流の場づくり)を導入し必要な地域に出向きます。
子どもからおじいちゃんおばあちゃんが集まる家族の団欒のような場を天理市高原地域のあちこちで生み出し、コロナが
終息した際には、地域の方々との関係性が太くなり、転々としていた場が大きく1つになって、多世代みんなが笑顔で
過ごせる社会になることを目指します。
今回の事業は『公益財団法人 信頼資本財団』様のお力添えいただきながら進めていきます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。